教育現場の「コンピテンシー評価」
「見えない能力」の評価を考える
渡部信一編著 ナカニシヤ出版 2,400円(+税) 2017
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経営学(ビジネス)領域で盛んに使用されている「コンピテンシー」という概念が近年、教育現場でも大きな話題になっている。グローバル社会を背景とした教育、ICT活用による教育など「効果的・効率的な教育」を実現するための様々な試みが行われるなか、一度立ち止まって「見えない能力」、そして「コンピテンシー」に対する評価について考えてみたい。
「第8章 教育現場の評価者は同時に「指導者」であるということ(渡部)」が、「第2回 駿台全国模試・国語(2020年9月実施・受験生数 33,284人)」で採用されました。
目次
- はじめに
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第1部 教育現場における「コンピテンシー」の評価
- 1 熟年教師が語る「見えない能力」の教育と評価植木克美
- 2 聴覚障害児の「見えない能力」に対する教育大西孝志
- 3 「授業力コンピテンシー」に対するICTを活用した評価中島 平
- 4 日本の「わざ」習得と「コンピテンシー」の役割佐藤克美
- 5 音楽の師弟関係における「コンピテンシー評価」高橋信雄
- 6 対談:「コンピテンシー評価」とは何か?高橋信雄 × 渡部信一
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第2部 「コンピテンシー評価」の本質にせまる
- 7 「コンピテンシー評価」に対する違和感渡部信一
- 8 教育現場の評価者は同時に「指導者」であるということ渡部信一
- 終章 教育現場における「コンピテンシー評価」とは何か?渡部信一