《ホテル椿山荘東京》
言わずと知れた歴史ある名門ホテルです。武蔵野台地の東縁部にあたる関口台地に位置し神田川に面したこの場所は、「ここが都心?」と感じるほどの青々した緑の庭を持っています。明治の元勲である山縣有朋が自分の屋敷として1878年(明治11年)に購入し「椿山荘」と命名したと伝えられています。この山縣が、趣味として作らせた庭が未だに残っています。
ちなみに、私は「だいぶ奮発して普通クラスの客室」を予約しましたが、チェックインのフロントで「私どものミスでご予約いただいた部屋は満室になっています。大変申し訳ありませんが「スイートルーム」をお使い下さい」とのこと。でも、どう見てもその日は日曜日でガラガラの状態です。
このホテルのような「(結婚式がメインの)団体さんが多いホテル(最近は外国人旅行客の団体も多い)」では、私のような「いかにもビジネスマンのおひとりさま利用の客」に対し「リピート」を狙ってサービスすることが多いんですね。いずれにせよご覧のような素晴らしい景色が見える部屋で、とてもとてもラッキーでした。
《日光金谷ホテル》
明治6年の開業以来、国内外の要人に愛され続けている歴史と伝統のクラシックホテル。
朝、目が覚めて窓の外を見ると、少し靄(もや)がかかっていました。顔を洗って再度、窓の外を見たら・・・たった10分足らずの出来事です。
昼間は世界中からの観光客で賑わっている日光東照宮ですが、朝はとても静かでした。
《JRタワーホテル日航札幌》
札幌の定宿です。南側の部屋だと「テレビ塔」が、北側の部屋だと「北海道大学」のキャンパス風景が楽しめます。
《上:横浜ロイヤルパークホテル、下:大阪マリオット都ホテル》
「超高層ホテル」好きの私。とりあえず東西の「超高層ホテル」に泊まってみました。あまりの高さに、逆に「人の動き」があまり感じられず、下界の街並みが「廃墟」のようにも見えます。
《メトロポールヒルトンホテル》
ロンドン街中のホテルからの景色です。建物の屋上に設置された無数のパラボラアンテナ・・・未確認惑星に住む宇宙人が地球を占領するために寄生させた「情報の卵」に見えてきます。ある日突然この卵がふ化して、「人類を滅ぼす情報」が地球に拡散するのかも知れません。
《セントラルホテル》
アイルランドの首都、ダブリン街中の老舗ホテルです。
このホテルのバーは最高でした。まずオーダーしたのは、当然「ギネスビール」。薄暗い空間でますます黒味を増したブラックビールを呑むと、アイルランドの自然が身体によみがえってきます。
「ギネスビール」で少し気持ちがほぐれてきたら、次のオーダーはこれまた定番のアイリッシュウイスキー「ジェムソン」。
2杯目のオーダーを笑顔で受けてくれたのは、どこか「バイキング」を連想させるバーテンダーでした。